エンゼルフィッシュの毎日のお世話
『エンゼルフィッシュ』という熱帯魚を、どんな魚か思いつかなくても名前は聞いたことがあるよという方も多いのではないでしょうか?それだけ熱帯魚の中でも有名な魚と言えるでしょう。
偏平な体と上下に長く伸びたヒレ、そして縞模様…海水魚のような特徴的を持っているので、淡水魚ではなく、海水魚だと思いこんでいる人も多いようです。
美しい姿と手頃な価格、しかも飼育しやすいことから、初めて熱帯魚を飼う人からも大人気の熱帯魚です。
現在、日本に輸入されているエンゼルフィッシュには、スカラレ種とアルタム種、ドゥメリリィ種の3種類があります。
しかし、同じエンゼルフィッシュの種類でも、アルタム種とドゥメリリィ種は飼育がむずかしいと言われているため、輸入量が限られています。そのため入手が困難で、価格もやや高めなので初心者が飼育するにはあまり向いていないといえるでしょう。
その点、スカラレ種は、飼育しやすいことから昔から人気の種類で、養殖も盛んに行われており、水槽という環境に慣れているものが多いので、飼育繁殖をさせることもできます。
また、スカラレはブラックやゴールデン、レース、ゼブラ、マーブルなど、様々な改良品種がされており、とてもバラエティ豊かです。自分の好みに合わせたエンゼルフィッシュを飼育することができるので、嬉しいですよね。
エンゼルフィッシュの餌は、アカムシやイトミミズなどの生きものから、フレークフードのように人工飼料されたものまで何でも食べるので飼育しやすいです。
ただし、何でも食べると言っても、一種類の同じエサばかりを与えず、人工飼料でも複数の種類を交互に与えるなどの工夫をして、バラエティを持たせてあげてくださいね。
餌を与えるのは、1日2回ほどを目安に、魚が食べきれる程度の量にしてください。
食べ残した餌をそのまま放置しておくと腐食し、水槽内の水を悪化させる原因になります。
熱帯魚の食べ具合をよく観察し、適量を与えるようにしましょう。
エンゼルフィッシュは餌をたくさん食べてくれるので、その分水も汚れやすくなります。
与える餌の量や、熱帯魚の数にもよりますが、1週間のうちに一度、水槽の約3分の1程度の水を換えることできれいな水を保持することができるでしょう。
水がきれいな状態だと熱帯魚もそれだけ調子がよくなりますし、餌の食べ方にも変化が出てくるようになります。
逆に言うと、餌をあまり食べなかったり、反応が鈍かったりする場合は、水が古くなっている事が多いようです。そうなる前に水槽の水をきれいにしてあげましょうね。